廣瀬浩司:授業資料格納所

授業用レジュメの残り物

2016-11-21から1日間の記事一覧

先端文化学研究6:ドゥルーズ(3)

コメントより ・人間性(データ性)排除→個人に関するデータを越えた人間に共通する感覚 ・Figureの消滅の理由 ・土方巽:自閉と解放の間で揺れ動く身体。 ・緊張と収縮。「私自身を捉えて、私自身のなかに閉じこもる世界、世界にみずからを開き、みずからも…

先端文化学研究6:ドゥルーズ:(1)−2

コメントより ・触覚的視覚(haptisch/haptic):2次元的絵画の限界に挑む ・Figureによって具象的・説明的・説話的なものを追い払うこと 何かを説明することを避ける ・「動物になること(devenir-animal)」と動物の神聖化 ・ベーコンの身体は「何か」に吸…

先端文化学研究6:ドゥルーズ『感覚の論理』2

コメントより ・感情なき感覚(痛み、先日)や説明なき行動 ・ひとつひとつの表現は何を意味しているのか→何も意味していない、でよいか。 ・その場からその場への脱走、カオスからfigureになろうとする努力。自分の身体から逃げられないという葛藤。 ・顔を…

先端文化学研究6:ドゥルーズ『感覚の論理』(1)

基本的な問題 1)ベーコン=ドゥルーズのいうFigureは、たんなる「形」「形式」「形態」とどのように違うのか。Figureとその背景の関係は?輪郭は? 2)ベーコンにとって絵画とは、主観的なイメージでも、何かあるものを指し示すイラストでも、物語でもな…

先端文化学研究6:ドゥルーズ『感覚の論理』イントロ

メルロ=ポンティのばあい ・「感性的な世界」と「文化的な世界」の関係という問題 ・それを芸術を媒介に考える(絵画における奥行きや運動表現、彫刻の身体表現、映画など) 何が問題なのか ・感性的な世界はたんなる「カオス」や「刺激」ではなく、自己組織…