リズム論について
・クラーゲス『リズムの本質』
・ドゥルーズ『千のプラトー』「リトゥルネロ」の章
・山下尚一(超越論的リズム)『ジゼール・ブルレ研究―音楽的時間・身体・リズム』(ナカニシヤ出版)
・土方巽(プリント)
◎ 問い : ナルシシシズムについて:自己との関係が他者との関係の「開かれ」であることを理解すること。
ヒント:ナルシシズム=他者がない、と言ってしまうと、発達障害や自閉症児や芸術家の「自己」を積極的に論じることができないのではないか。外部から他者を持ち込む立場(フロイトの超自我)ではなく、宗教的な「内なる他者」でもないような、他者の「現れ」を問題にすること。
・自己との関係(自己触発=時間の流れと関係)が、同時に他との関係であること。自己がまさに閉じられようとする瞬間に、他が入り込んでくること(デリダ)
時間の中の空間性(「間隔化espacement」)
・メルロ=ポンティ:時間性の「厚み」を身体性において掘り下げる。「肉」
→ 宮本省三論文を熟読。自己触発が生じる以前には自己も他者もない。指しゃぶりにおいて「痛み」という出来事が生じるとき、自己にとっても、それを見ている他者にとっても「何か」が起きたという出来事が生じる。
→ 西村ユミ論文。他者の生への参入(イニシエーション)
cf. ミシェル・アンリ。デリダ的他者への開かれに先だって、さらなる内在性がある。
オートポイエーシス論:「入力も出力もない」
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西村ユミ
『語りかける身体』(ゆみる書房)『看護実践の語り』(新曜社)
西村ユミーー他のシステムへの「イニシエーション」の現象学