廣瀬浩司:授業資料格納所

授業用レジュメの残り物

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

コメント ・現代絵画は画家の自問自答?→ 世界が世界自体に問いをなげかける(『見えるものと見えないもの』) ・フェルメール<真珠の首飾りの少女>。絵にふさわしくない椅子を移動 ・デカルト:空間の理念化。メルロ=ポンティ:空間を実験場とする。観察…

デカルトとメルロ=ポンティ

ここまでの段落では、 ・イメージの認識が身体の運動に結び付いていること ・見る者と見えるものの可逆性、交差点に、人間の身体はある(76) ・視覚ものに取り巻かれ、そのなかで生起する(73) ・「身体の謎」:物と身体は同じ生地、視覚は物の中で起こる…

オートポイエーシス2001 河本英夫

コメントより ・「AをBとして知覚せよ」。作品を作品として成立させる条件の提示。意味形成の「可能性」が鑑賞を可能にする。思考や批評の対象ではない。 ・「ある作品には意味理解の境界線上に立つ行為主体を境界線のむこうがわへと押し出してしまう動力が…