2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
知覚=感覚されないもの、感覚によってしか感覚されないもの 先週のメモ 他我認識論をめぐって ・「窓の外の人は自動人形ではないか・・・」(デカルト的問題設定) ・超越的他者と目の前の「汝」や隣人(ユダヤ=キリスト教的) ・「他者の意味」はそもそも…
現象学と絵画(改訂版) ・目的:絵画を「哲学的」に分析するのではなく、むしろ画家の営みをモデルに思考すること。(プリント1参照):絵画という「感覚的なもの」にも、<他者と分かち合い可能性>がある。数学的なものだけが「客観的」なのではない。「…
『眼と精神』(1961)モーリス・メルロ=ポンティ (みすず書房、武蔵野美術大学出版局) 担当 廣瀬浩司 この授業でかんがえてほしいこと 1)身体をもっている私たちは、どのような時空間を生きているだろうか。 2)ふだん意識しないそのような時空間を、…
現象学と絵画 ・目的:絵画を「哲学的」に分析するのではなく、むしろ画家の営みをモデルに思考すること。(プリント1参照) モーリス・メルロ=ポンティ「セザンヌの疑惑」(『意味と無意味』所収、『メルロ=ポンティ・コレクション』ちくま学芸文庫所収…
ジルベール・シモンドン「内容紹介」:『技術的諸対象の存在様態について』 (未刊のテクスト) 『技術的諸対象の存在様態について』と題された書物は、技術的対象の十全な認識を文化に導入することを目指すものであり。この対象は諸要素(éléments)、諸個…