廣瀬浩司:授業資料格納所

授業用レジュメの残り物

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

演習 差異の体系としてのラング(4/25)

第一段落 ソシュールの教え ・記号はひとつずつでは意味しない。 ・「そのそれぞれは、意味を表現するというよりは、それ自身と他の記号の間の意味の隔たりをしるしづける」 これをすべての記号に一般化すれば、「ラングは名辞=項なき差異からなる」 より正…

先端文化学研究V:幻影肢1

幻影肢(p. 145まで) ・生理学的説明:大脳に至る神経の経路上で、ある刺激が、別の刺激にとってかわる。→ 麻酔でもなくならないし、切断手術がなくても現れる。情動にも依存。 ・心理的説明(疾病失認)。欠損を拒否している。記憶、意志、思い込み。 → し…

先端文化学演習1 イントロ 4/17

先端文化学演習I メルロ=ポンティの著作をできるだけフランス語原文に近接しながら読む。・テクスト:Maurice Merleau-Ponty, « Le langage indirect et la voix du silence », Signes, Paris, Gallimard, 1960./ 英訳:”Indirect Language and the Voices o…

先端文化学研究Vイントロ4/16

モーリス・メルロ=ポンティ紹介メルロ=ポンティ(Maurice Merleau-Ponty, 1908-1961)は多くの顔を持ちながら、現代の思想に生き続けている。 主著『知覚の現象学』は今も読み継がれ、さまざまな領域(認知心理学、看護学、精神医学、教育学、社会学、人類学…

先端文化学研究Vイントロ4/16

モーリス・メルロ=ポンティ紹介メルロ=ポンティ(Maurice Merleau-Ponty, 1908-1961)は多くの顔を持ちながら、現代の思想に生き続けている。 主著『知覚の現象学』は今も読み継がれ、さまざまな領域(認知心理学、看護学、精神医学、教育学、社会学、人類学…

先端文化学演習I シラバス(最新版)コピー

フランス思想をフランス語(英語)でたのしむ先端文化研究とフランス思想研究。メルロ=ポンティを中心に、さらに読み進んでいきます。原則としてフランス語原文を参照しながら、ゆっくりとゆっくりと読むことにします。フランス思想そのものに関心のある人…