廣瀬浩司:授業資料格納所

授業用レジュメの残り物

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『感覚の論理』まとめに向けて

コメントより ・「観念」はどのようなものとしてあるのか? ・痕跡(マーク)と手のたえざる車輪。画家ではない私たちはどう認識し、どう選択すべきか=身体的な次元の働きを、言語、社会へとどう応用できるか。 ・偶然性はすでにあるものなのか。。。。 ー…

ドゥルーズ『感覚の論理』と「偶然性」

コメントより ・「眼に見える見せ物(spectacle:光景)」を「感覚不可能な(insensible)な力が攪乱する(84)。→ 眼に見えない力を捕獲し、検出する。Spectale とforces insensiblesが対立。 ・紋切り型から出て行くことと「伝達」 偶然性について(125-)ポイ…

三つの自己の技法:書簡、良心の検討、アスケーシス、夢解釈

・三つの自己の技法:書簡、良心の検討、アスケーシス、夢解釈ーーー ・アスケーシス: 自己放棄やその現実の放棄ではなく、世界の現実を、此岸において獲得すること→ 獲得した真理を永続的な原理に変換 →準備したもの(パラスケウエー)を試練にかける → エ…

ドゥルーズ『感覚の論理』8, 11/レポートに向けての問い

8 力を描くこと(補足) ・人が叫ぶのは、いつも不可視の、感覚不可能な(insensible)な諸力に襲われてのことであり、そういう諸力は見せ物を攪乱し、苦痛や感覚さえも逸脱する」(84) ・ベルクは叫びの音響を、音響的でない力との関係に導いている ・イ…

「自己の技法」IIIメモ

1 プルタルコスの「傾聴」:従属ではなく、「ロゴスを集める姿勢(posture)」にあること→修道院を経て、教育学へ2 問答法の消滅。 ピタゴラスと記憶術。魂の浄化のための良心の検討3 セネカの自己検討 ・「行ったことが、行いたかったことにどれだけ適合…