廣瀬浩司:授業資料格納所

授業用レジュメの残り物

「自己の技法」IIIメモ

1 プルタルコスの「傾聴」:従属ではなく、「ロゴスを集める姿勢(posture)」にあること→修道院を経て、教育学へ

2 問答法の消滅。
ピタゴラスと記憶術。魂の浄化のための良心の検討

3 セネカの自己検討
・「行ったことが、行いたかったことにどれだけ適合しているか」、その距離を測ることによって、行動規則を再活性化すること。

主体の真理とは関係がない。
「主体」とは=解読のプロセスの場ではなく、「行動規則が記憶において見出される地点である」( 378、改訳)。

「主体は、<規則に従う必要がある行為>と<行為のあるべき様態を定める諸規則>の交差地点である」(378)